こんにちは、ミッキー(@micky19750930)です。
ぼくが今まで疑問に思っていた、夫婦間でのお互いの呼び方(特に外向け)について語ってみます。
最初に断わっておきますが、このように呼ぶことを辞めろというつもりは毛頭ありません。自分が嫌いなだけで出来るだけ使わないってお話です。
ちなみにぼくは独身です!でも語るんだっ!
目次
「嫁」の字を語ってみる
嫁という字の由来を考えると時代遅れ?
「嫁」という漢字を紐解くと、「女」へんに「家」と書きますよね。
女は家事、ってニュアンスが漂ってます。今の時代(2016年現在)でも言えることですか?
と つ・ぐ [2] 【嫁ぐ】
( 動ガ五[四] )
①結婚して夫の家族の一員となる。縁づく。 「娘が-・ぐ」
②男女が交わる。交合する。 「蛇,女にまき付きて即ち-・ぐ/今昔 24」
weblioより
嫁ぐ(とつぐ)という言葉を見ると、女性が男性の家族の一員になるという意味がありますが、これも今や時代遅れかと。
男性が女性の家族の一員になるケースもあるけど、その場合は男へんに家って漢字を使うのが適切と思うけど、そんな漢字はないよね。だから女性だけにフォーカスが当たってることの証になってしまう。
2度言いますが、時代錯誤もたいがいにしないとね!
嫁に(を)もらうという言葉が気に食わない
「嫁に(を)もらう」って言葉がありますね。なんだろ、もらうって?
凄く乱暴に聞こえるフレーズです。女性は物なのですか?人間をもらう、なんて奴隷じゃあるまいし。
見下してる感があるのが嫌
「嫁」って言葉はどうも見下してる感があるんですよね。今までの社会の風潮でしょうか。正直妻を尊敬しているようにあまり思えないのです。「うちの嫁はさ~」なんて聞きますけど、妻を見下しているように見えませんか?
「嫁」のまとめ
2度言ってしまいましたが、「嫁」って言葉は「妻」を軽視しているように見えて仕方がないです。あなたは妻を尊敬していないのか?ってことですよ。
だからぼくは「嫁」って言葉は使わないようにしてます。まあ、そんな相手もいないんだけど(涙)
「主人」という言葉を語ってみる
主従関係?何それ美味しいの?
1 家の長。一家のぬし。また、店のぬし。あるじ。「隣家の―」「老舗 (しにせ) の―」
2 自分の仕える人。雇い主など。「―の不興を買う」
3 妻が他人に対して夫をさしていう語。「―は出張しております」
4 客を迎えてもてなす立場の人。「―役をつとめる」
goo辞書より
主人っていくつかのシチュエーションで使う言葉ということが辞書を見ると分かりますね。
- 主人(家主)と召使い・メイドさん
- 主人と奴隷
- 主人とペット
- 主人と僕(しもべ)
いずれを見ても「主従関係」になっているのが分かる。
これに「主人」と「妻」の関係が追加されるわけだ。
ちょっと待って?
「妻」はペットや奴隷、僕(しもべ)と同じ立場なの??
これを見たら、非常にやるせなくなった。同じ人間なのにこの扱いはひどいなと。
夫も妻も同等であるべき。主従関係はありえない。
「主人」のまとめ
日本社会の風潮かな。
「女性は男性を立てるべき」、「女性は男性より上に立ってはいけない」のように男>女 の公式が暗黙の了解で成り立ってる日本社会がいまだに存在します。
「男女雇用機会均等法」など、男女が平等であるべき制度が少しずつ整備されているのに、意識の根底では「男尊女卑」になってしまっている。どちらが悪いとは言いませんが、この腐った意識はお互いに捨て去りたいですね。
ミッキーのまとめ
妻と夫は平等であるべきで、上下なんてありえない。男しかできないこと、女しかできないことがあることは不変であり、その部分はお互い尊重すればよいかと思っている。
言葉狩りになってしまいそうですが、男女平等であるべきと訴えながらも、実世界は平等でない空間が広がっている。この世の中を何とかしないといけないなと感じました。
タイトルにつけた質問、「お互いをどう呼ぶのが正解?」あなたは正解が分かりましたか?
「妻」・「夫」、これが一番無難でしょうね。差別を感じない言葉なので。「パートナー」って言葉も人によってはしっくりくるかもしれません。
言葉も大事ですが、大切なのはお互いを思いやることに尽きます。この心がけ1つで、嫁や主人、のようなお互いを気遣ってないフレーズも減っていくことでしょう。
コメント
過去記事に失礼します。
夫を主人と呼ぶことは男尊女卑ではないかと指摘すると必ず
「言葉狩りだ」「差別の意図はない」と否定されますが、
ではこれからは妻を主人と呼んでみてはいかがでしょーか??
男性保育士が「保母」と呼ばれるのがイヤと言うので「保育士」に改められました。
でも男性を表す言葉に女性を含めるのは女性差別と言うのは言葉狩りという・・・
歪な社会です。