こんにちは、ミッキー(@micky19750930)です。
今回は、批判することについて、ぼくの考えを述べてみます。ぼくもたまにこうなってしまっていることがあるので気をつけないとな、という自戒でもあります。
目次
批判ってなあに?
1 物事に検討を加えて、判定・評価すること。「事の適否を―する」「―力を養う」
2 人の言動・仕事などの誤りや欠点を指摘し、正すべきであるとして論じること。「周囲の―を受ける」「政府を―する」
3 哲学で、認識・学説の基盤を原理的に研究し、その成立する条件などを明らかにすること。
goo辞書より
最近では2の意味で使われることが多いと感じます。しかも「欠点を指摘する」にとどまって、相手の意見を聞かずに一方的に自分の意見を押し通してるようにも見える。
正すべきという意味合いだったら「諭す」が当てはまりそうだし。言葉狩りになっちゃいますが、今回述べる批判はこのように否定的・ネガティブな内容と思って以下を読んでみてくださいね。
批判は悪循環な思考に陥りやすい
批判ってすればするほど、いろいろ悪循環に陥りやすいのでは?と最近感じるようになりました。
例を出してみます。Bさんの発言に注目してください。
何気ない会話ですけど、BさんはAさんの意見を否定・批判しちゃってます。言い方は悪いですがBさんは聞く耳を持っていない、相手を思いやっていないように見えてしまう。Aさんは良い気分はしない。Aさんが美味しく感じてBさんは美味しくは感じない。そんな思考の齟齬は往々にして存在します。齟齬をいちいち否定・批判してどうするんですか?相手を自分色に染めて手下にでもするつもりか??
批判ってもんは、良いものは何も生まず悪循環な思考になりやすいです。上記の例の後はきっと会話が止まることでしょう。もしくは・・・
極端だけど、きっとこんな感じでこじれていくと思う。まさに悪循環。それにあらゆる可能性を閉じてしまいます。つまらない人生になるかもよ、いやなってるんだ、きっと。
批判はお互いにメリットはない好例となってしまった。
意見≠批判である(意見は批判ではない)
批判はダメですが、意見を述べるのは良いと思うのです。それはお互いにとって前向きになる場合が多いから。ただし、「批判的な意見」は批判だからダメですよ!
これならどうでしょう?同じ否定でも批判ではなく、マイルドだしAさんは悪い気はしません。何故か?「そうなんだ」と一旦相手の意見を聞いているから。穿った見方かもしれないが、BさんはAさんの意見を一旦「受け入れてる」んですよ。その上で「合わなかった。△△店は自分好みで美味しい」と答えている。これなら批判ではなくて、意見ってことになりますね。
相手を思いやっていれば、批判の言葉は出にくくなります。批判と意見の違いはこのあたりに関係がありそうですね。
意見であれば、お互いが前向きになれる可能性があります。こんな風に続くかもしれないですね。
相乗効果生んでいるのがお分かりですか?しかも、お互いにとって前向きな。Bさんが批判せずに意見を言ったおかげでAさんは「△△店」の新たな情報(衣が最高ということ)をゲットできたわけだ。Bさんも有益ではないかもしれないけど、◎◎店のカツはジューシーという新たな意見・情報を得たことになる。
意見とは自分の考えのことだから、相手を否定・批判していることにはならないし、意見を言われたら「ああ、そういう見解もあるのか」と逆に勉強になったりしませんか?お互いにとって意見とは前向きになれるキーワードなのですね。
批判を受けたらどうしたら良いか?
今までは批判をする側の立場から考えてみましたが、逆に批判を受けたらどうすれば良いか?を述べてみます。
SNSなどのネット上での批判だったら無視すれば良い
ネット上で批判を受けることがあるかもしれません。その場合どうしたら良いか?答えは簡単です。無視すれば良いのです。見なければ良い。いちいち反応するな。反応したら相手の思うツボです。
批判的な意見を見ると良い気分はしないですし、精神的にもよくありません。お互いに何も良いことがないのは前述の通り。批判は逃げて良い。相手にしてたら体が持ちません。
ただ、相手に言われっぱなしで悔しいと思いませんか?そこで自分はこう思うことにしました。
見えないところで遠くで幸せになってね♪と。
批判なのか意見なのか文面では迷うことがある場合があります。その時は批判って括っておけば良いんじゃないですか。まずは自分の良い方向で考えたら良いと思う。相手を立てる必要はない。
ぼくはこのブログを書くようになり、Facebook上でシェアするようになってから批判が増えました。理由は過激な意見を書いてるからです。個人的には全然過激じゃないんですけど。見た人はぼくが尖った意見を言う人だと思ってるのでしょう。それは否定しません。
この記事が特に反響というか批判的な内容が多かったですね。自分の言葉で意見を述べただけのつもりでしたが、コールセンターで働いてる人を批判してると曲解されました。うまく伝わってないことはあるでしょう。その点は認めるとしても肯定的な意見がないのに驚きました。
いろいろコメントくれた中には貴重な意見ももちろんあります。それはできる範囲で受け入れて今後の糧にしているのでとてもありがたいことです。しかし、意見のない批判だけのものは見ないし反応しないことに決めました。これだけでだいぶ精神的に楽になりましたよ。
リアルでのやりとりの場合の批判は受け流せ
ネット上は文字の世界なので反応しなければやり過ごせますが、リアルでのやり取りはさすがに無視はできませんよね。じゃあどうする?
受け流せば良いのではないでしょうか。「はいはい」って心で思ってやり過ごせばいいです。実際に「はいはい」って言っちゃう人もいるようですが、ぼくはそこまでまだ勇気がありません(笑)
悪循環を断ち切れ
上記で共通することをまとめると、相手から批判という悪循環になりそうな流れがきたら、こちらから批判で返さずに流れを断ち切ってしまおう。ってことです。最初に批判した人が悪いのですが、批判に批判を浴びせることも悪いことです。
悪循環になりそうだったら自分からその流れを断ち切れば、極論ですがお互いが幸せのまま居ることができる。これで良いじゃありませんか。
ミッキーのまとめ
今回の記事は今までぼくが批判してきたことを猛省する結果となりました。本当に批判ってよくないんだなと。
人はポジティブな言葉・意見で大きく成長するものです。批判で成長するパターンってきっとないですよね。成長してるとしたら、それは意見だったり諭すからですよ。
批判をしない、批判に反応しない。これだけでもだいぶ幸せに近づくのです。
他人を攻撃せずにはいられない人 (PHP新書)って書籍を読んでみました。
批判や他人への攻撃をする人の心理ってこうなのか〜がよくわかりました。これだけでも精神的にだいぶ楽になりますよ。おすすめですので読んでみてくださいね。これで攻撃や批判しない人にもなれると思います。