こんにちは、ミッキー(@micky19750930)です。
ぼくはかつて、1日に40本以上吸うヘビースモーカーでした。タバコないと生きていけない。タバコを吸える場所を確保してからいろんなことをやる、そんなタバコ中心の生活でした。しかし、そんなぼくでも禁煙に成功したんです。2008年から今まで1回も吸ったことがありません。(※後述しますが、1回だけ効果測定のために吸ったのは除く)
今は禁煙に成功したのですが、かつては何度か禁煙を実践し失敗を重ねて来ました。そんな失敗を踏まえてぼくが編み出した、と言っては大げさですけど、禁煙を試みながら思っていたことなどを述べていこうかと。
禁煙を試みる、サポートする方法は世の中にたくさん出回っています。しかし、大事なのは手段ではなく、マインドだと思うのです。大きく分けて3つのマインドを押さえていけばあなたもきっと禁煙に成功します!このマインドは禁煙だけでなく、他のことにも応用できるかも。
タバコは悪なのか?
マインドを語る前に、タバコについてのぼくの意見を述べたいと思う。
前述通り、ぼくはかつての喫煙者でもあり、現在は吸わない人なので、どちらの立場の気持ちはわかっている。なので、吸う人の意見、吸わない人の意見、どっちも正しいってのがぼくの結論。お互いの立場で議論しても平行線なのは致し方ないと思っています。解決策は、完全に分煙して禁煙・喫煙の世界にそれぞれで生きることぐらいしか俺は考えつかないですね。
タバコって吸うと本当に気持ちが落ち着くんですよ。びっくりするぐらいに。まあ、健康を考えたらあまりお勧めはできませんが。
この記事でも書いていますが、極限な職場でしたので気持ちを落ち着かせる手段の1つでタバコは欠かせませんでした。もちろん、吸わないに越したことがないのは承知の上で。人間らしくいるために仕方がなかったんですよ。
逆に、今はタバコを吸わないようになったので、副流煙が気になったりとかね。健康的な影響も少なからずあるってのは本当のことでしょう。
まあ、吸う人、吸わない人お互いの立場を多少でも理解してあげると良いのかな。
1.完全に退路を断つ
自分はこのマインドが一番大事と思います。物理的に追い詰める必要はないですが、精神的にてことで。これがなければどんな方法・手段を使っても成就することはないでしょう。本気に取り組むべきなんです。決めたからには!後先考えずにやること!
ぼくは、2008年に禁煙することを決めた時には「これが最後の禁煙トライだ。失敗したら一生吸い続けよう」と腹をくくりました。精神的に退路を断つことによって前を向くしかなくなり、がむしゃらに禁煙を実行することができたのかな、と今となっては思います。
禁煙って自分との戦いなんです。タバコに打ち克つのではなく、自分に打ち克たないと!
2.むしろタバコと向き合え
よくタバコをやめる時に言われること。
- お酒は控えよう
- コーヒーは控えよう
- 喫煙所には近づくな
みたいなこと言われませんか?これって、全てタバコを連想するなのでやめましょってことなんです。タバコをやめるには吸わないような環境にいることが大事と思うかもしれませんが、ぼくはむしろ反対に考えます。
タバコを連想するようなシチュエーションで禁煙できるように修行すれば、禁煙できる確率が高まると思う。この状態で禁煙できれば、100点満点!よくできたぜ自分!って大きな自信につながりますよ。困難を超えた時の喜びはひとしおです。断っておきますが、物理的に副流煙を浴びましょう!ってことではなく精神論なので誤解ないように。環境に左右されて禁煙ができないマインドではダメってこと。精神的に弱すぎるわ、そんなの。
「葷酒(くんしゅ)山門に入るを許さず」ってことわざがあります。意味はくさいにおいのする野菜(要はニンニクやニラなど)と、酒は、修行の妨げになるので、寺の中に持ち込んではならない、ということです。出家した人を戒める言葉ですが、よく考えて欲しい。
何もない穏やかなところで育てる精神と、煩悩が燃え盛る場所で自分に打ち勝ってできた精神、どちらが強くて本物ですか?って話ですね。答えはもちろん後者だ。環境に左右されない強い精神を持つことが重要ってことを理解した方が良いですね。
3.人間三大欲求に勝る快楽はない
- 食欲
- 睡眠欲
- 性欲
これら3つは最大の欲であり、最大の快楽でもあるんです。ズバリ言います。タバコでこの3大欲求を超える快楽を得ることはできません。この3大欲求で自分を満たすことができるならば、タバコなんてなくても大丈夫ってことですよ。食欲や睡眠、性欲を満たしていなかったからタバコを吸うことで快楽を得ようとした、って見方もあるかなと。
人間の基本的な欲を満たしていれば、タバコに走っちゃう確率も減るはずだ。
7年目の効果測定
ぼくは今まで説明した3つのマインドを軸に、2015年まで1本も吸わずに過ごすことができた。しかし、タバコの依存性はなかなか手強くて数年後に吸うとまた喫煙者に戻るパターンも多いらしいですね。そこでぼくは、効果測定をしてみることにしました。自分がちゃんと禁煙できてるのか?今後も継続できるのか?ということを確認したかったので。
測定方法は簡単。もう一度タバコを吸ってみること。
吸った結果は、見事に不味くて体が受け付けませんでした。全然美味しくなくて、意味が分からなかった。もちろん、その後も1本も吸うことなく継続できています。この瞬間、禁煙に対する3つのマインドは間違ってなくて本物だったと確信したのでありました。
禁煙の方法なんてあまり意味がない
今まで説明した3つのマインドを軸にすれば、巷にあふれている禁煙の方法・グッズなんて二の次になると思う。あくまで補足的にとらえるべきなんです。ぼくは禁煙の方法・グッズなんて一切使ってません。ただ吸うのをやめただけ。ぼくの経験を語りますと、最初の2週間は体がニコチンを欲してしまいかなり精神を消耗しましたけど、超えると意外と楽になりましたよ!
確固たる精神が肉体を超えるのだ。ニコチンという魔物に勝てるんです。
ミッキーのまとめ
如何でしたでしょうか?禁煙なんて心がけ次第でどうにでもなるんです。人間的に出来ていないぼくでさえ禁煙できたぐらいですから、あなたならきっと出来ます!
ちなみに、禁煙したことのマイナス面も勿論出てくるんですけど、自分は後悔していません。マイナス面とは、「デブになった」ことです。恥ずかしながら15kgほど体重が増えました。今度は、この3つのマインドを使って「ダイエット」に取り組む所存です。