こんにちは、ミッキー(@micky19750930)です。
電通の社員の自殺が話題になりましたね。SNSでもいろんな意見が飛び交っていて、知らない人はいない気がします。そこでブームに乗るわけではないが、ぼくが思ったことを述べてみたいと思います。
今回の記事のターゲットは、会社勤めしている役員を除いた雇われサラリーマンをメインとしています。これ以外の方や飲食やサービス系の方にはターゲットにしていません。その辺を差っ引いてご覧いただくと幸いでございます。あくまでサラリーマンなぼくの目線で思ったことを書き綴っていきます。
おっさんが過労死したらここまで注目されていたか?
過労死なんぞは言葉は悪いですが今に始まったことでなく、日本社会の永遠のテーマだったはず。それがなんでいまさら注目されたんだろう?ってぼくは真っ先に感じました。
端的に言ってしまうと、「メディアの戦略」なのかなって思った。今回の事件は、SNSに記録が残っていたことでいろんな人に見られて拡散されたことも大きいし、「東大卒」、「美人」、「電通」これらのキーワードは読者の目を引くし絵にもなるよなあと。これが、俺を含んだ一般的なおっさんだったらどうだろう?同じ条件だったらきっと目立つことはないでしょ。どこにでもいるおっさんだよ?見ててもつまらんよねw
今回はいろんな条件が重なって表面化したのだけど、この機会を逃す手はないよね。鉄は熱いうちに打て!って言うしさ。喉元過ぎれば熱さを忘れるにならないようにしないといけない。そう、過労死が少しでも減らせるように社会を変えていかないとさ。
過労死が減らすことができたとき、彼女の最大の供養となれば良いですね。
残業は悪なのか?
これもいつも語られるテーマですよね。果たして残業は悪なのか?残業を強制されたら悪だとぼくは考えます。たとえ残業代が出たとしても。その理由は後で述べますが。
逆に強制されない残業ってのもあると思う。自主的に残って仕事するとかでしょうか。これらは悪じゃないと考えるが、むしろ自業自得なのだと。
こうやって考えてみると、やっぱり残業は悪の要素が強いですね。やらないに越したことはないってのがぼくの結論かな。
やってることにいつでも疑問を持つべき
ここからは過労死しないためのコツというか、幸せになるためにやるべきことを説明したいと思います。
最初に断っておきますが、過労死を招く最大の原因・元凶は会社や社会ってのはぼくも激しく同意です。これが前提。でも敢えてこれを覆す発言。
過労死をする人または消耗しちゃう人は、基本的に責任感が強くて上司やお客様の言いなりになっちゃう人が多いのだと感じます。ぼくもそうでしたから。でもここでちょっと考えて欲しいんです。「相手が言ってること、指示していることは本当に正しいことなのか?」と。これが自分を守る最大の盾になると思います。
何も考えず(考えられず)に言いなりになる。これは一種の思考停止だし、ぶっちゃけ家畜や奴隷のようにも見えてしまう。あなたは奴隷なんですか?ちゃんとした立派な1人の人間でしょ?だったら、ちゃんと自分で考えて意思を伝えましょうよ。
この記事でも書いたのですが、寿命以外で死ぬにはかなりのパワーが必要です。そんなパワーが残ってるんだったら、別の方法に使って自分が生きた方が断然良いですよ。死ぬ!って思えるんだったら、今の環境を変える方に使った方がいいよ。そう、残業を強制してる相手にNO!を突きつけたっていいんだ。
仕事以外でも言えるのですが、やっていることに対してはいつも何かしらの疑問を持つようにすれば、やってることが正しいことなのか、悪いことなのかの善悪がわかるようになり、自分を守ることができるようになると信じております。
残業をしない方法を構築するのも良いんじゃない?
今が旬のブロガーの方の記事を読んでみました。他にもあるのだけどこの2つを挙げてみました。詳細は読んで見てもらいですが、共通する部分は「残業が悪」の部分にだけフォーカスが当たっていて、残業をしないようにする解決策があまり触れられてないんですよね。個人的にはこれが不思議に感じたんです。断っておきますが批判ではありません。これらの意見はとても良いこと言ってると思ったことを付け加えておきます。
法を強化して残業を規制するのも悪くはないんですが、きっと別の問題が発生してしまう。業務が立ち行かなくなってクビになっちゃうとかさ、極端な例でいうと。根本的な、社員が幸せになる、って部分が解決しないんですよ。
じゃあどうしたら良いのか?仕事をしないで稼ぐ方法はないから、せめて、残業をしないような仕組みを構築するで良いのでは?
残業をしないような仕組みですが、基本は簡単ですよ。今やってる仕事をもっと短期間に片付けることができる仕組みを考えたら良いんです。2時間かかってる仕事を1時間にするだけでもだいぶ違いますよね。そういう方法を作っていけば良い。もっと良いのは、そういう仕組みを会社の上司や社長などが実践して部下に教えること。会社全体、社会全体がこういう流れになっていけば、自ずと過労死が減り、幸せに少しでも近づくのではないだろうか。
会社を辞める、逃げるを解決方法にするのは全然OKですよ。でも少し余裕があって会社にしがみつきたいなって思ったら、今の環境を変える努力をするのは良いって思うんですよね。
元トリンプインターナショナルの吉越浩一郎さんが好きで、いくつか本を読み漁りました。新装版 「残業ゼロ」の仕事力とか、デッドライン仕事術 などなど。これらを読むとですね、今の仕事をさらに短縮できるヒントがたくさん隠されていますよ!参考になさってはいかがですか?
これらを実践したってのもありますが、ぼくが今いる職場では、人員は数年前と変わらないのに、仕事量が数倍に増え、しかも残業がほぼゼロ(トラブル時は除く)という結果が出ていますよ。社員が幸せになり、会社も利益が出て幸せになれる。会社が幸せになれば社会も幸せになるかもしれない。Win-Winじゃないですか!理想的な改善の1つだと自負いたします。
ミッキーのまとめ
残業はやはり、皆が不幸になる悪魔のシステムなので根絶したいですね。皆が幸せになるには、残業をしない仕組みを社会・会社が手本に示し、社員が実践していかないといけないと思いました。
最後に残業しないためにはのヒントが隠されている書籍をご紹介します。良書なので仕事以外でも使えますのでオススメします♪